2020年12月18日金曜日

こやまうんてんの紅茶日記2020(東京大学紅茶同好会KUREHA 2020年アドベントカレンダー企画)

 はじめまして。4日の記事を読んでくださった方はまた会いましたね,2回目の登場になりました。モブ会員こやまうんてんです。

 実は3回目の登場も当初は予定されていたんですが,記事を書いて下さる人が予想以上にいまして,老兵たちが過労させられることがなく一安心です。

 今回は気を取り直してちゃんとお紅茶のことを書きます。

 あ,一つ忘れていました。昨日のアドカレ担当だった副会長の石川さんへ。ぼくは繊細で軽快な紅茶のほうが好きです。キームンとか,ヌワラエリヤとか。仲間ですね。

閑話休題。

 さて,ぼくの最近の趣味というのが日本各地のティーハウス巡りでして。始めたのが2019年くらいからなんですがちょこちょこと訪問して,2020年12月1日現在50軒近く訪問しました。大学の長期休業中,22時半くらいに池袋駅とかバスタ新宿とかにふらっと出現し,目の前の高速バスに乗り込んで出かけるのです。一種の夢遊病かもしれないですね。

 今年は「コロナ」があって,しかも院試や卒研も相まって,想定よりは行けていない。しょうがないです。コロナというより学業方面で忙しかった気がします。コロナだろうが行きたければ行くので。足を運んだのは中国・九州地方そして自分の出身地,北海道です。何だかんだ毎年1回は北海道に行くんですが,灯台下暗し,一度も巡ったことがなかったので,満を持しての周遊となりました(訪問時期等々は後述しています) 。

 そんな大変な時期ですが,2020年で巡ったお茶のお店を時系列順に紹介していこうと思います。コミケなら全部書くんですが,アドベントカレンダーの記事ということで,簡易版にしたいと思います。詳しいレポートは私のブログでも見てください。ただし,ここで書くのはあくまでも訪問日時点でのレポートですから,最新情報は(Webサイトが有る店のほうが少ないですが)必ずご自身でお調べになってくださいね。

 

1. 紅茶専門店ミスリム(京都府京都市,訪問日2020年2月14日)

 京都は京阪の神宮丸太町駅近く,京都御所も近いところに位置しているこちらのお店。紅茶もさることながら,なんと店内ではレコードで音楽が流されています。1960年代~1970年代の名作がお店の壁に掛けられていて,The BeatlesとかNeil YoungとかDavid Bowieとか……

 ぼくがお茶を楽しんでいるときはThe Beatlesの"Let It Be"のLPが流されていました。

 古い音楽好きの人はぜひ,足を運んでみてはどうだろう。

 


頼んだのはルフナ。値段は880円と少々張るが,量が多いので満足。 ただし,結構人気店らしく,実は2回目の訪問でやっと入店できた。訪問する際は注意されたし。

2. KNOT Tea & Farmkitchen(岡山県岡山市,訪問日2020年2月17日)

 こちら,岡山駅の隣,北長瀬駅の駅前,殺風景なところにポツンと新しい駅前ショッピングモール的なのがあるところにあります。ぼくは京都にいた翌々日に大阪でライブを鑑賞し,その次の日から西に向けて移動している道中で訪問しました。

 ムレスナティーという有名なブランドの紅茶をたくさん取り扱っているお店。ぼくはランチのときに伺いまして,結構High societyなものが出てきます。内装もめちゃくちゃきれいで,インスタ映えしますね。唐揚げと野菜の蒸し物,お米は雑穀米です。

麹唐揚げのせいろ蒸し,1700円。ランチとしては少しお高めだけど優しい味で美味しい。

 

 そしてこのお店は当然紅茶のお店なので紅茶が出てくるのですが,普通のランチセットのように「食べ物+ポットの紅茶」ではありません。「ティーフリー」というサービスで出てきます。お店の人が適当に選んだ紅茶をポットに淹れ,店内を回ります。カップが空になったお客さんに,カップ半分ほど注いでくれます。そしてまた店員さんは戻っていって,厨房で別の種類の紅茶を淹れて……の繰り返しです。

 沢山の種類の紅茶を少しずつ楽しめるので,5杯も6杯も修行をしてお腹がタプタプになるということはありません。ぼくは時間の都合上,そんなに長居できなかったので,3杯いただきました。ファイネストアールグレイ,アイスワイン(ぶどうのフレーバー),あとは名前を忘れたけどベリー系のフレーバーティーをいただきました。

3. サロン・ド・テ・ハル(大分県日田市,訪問日2020年2月20日)

 そろそろ限界要素を盛り込んでいきたいと思います(義務感)。岡山を出たあとは出雲に向かって,そこから山陰経由で九州に乗り込んできました。博多と佐賀を満喫し,久大本線経由で由布院温泉を楽しみながら大分県に向かいます。豪雨災害で日田,由布院,天ヶ瀬あたりが大変なことになり,完全復旧と行かないままこのコロナ禍ですから,本当に心が痛みます。皆さん御存知のとおりとてもいいところですから,今後もう一度足を運びたいところです。

 さて,こちらはなんと久大本線の中間,日田駅から自転車で15~20分くらい走ったところにあります。なんと,ぼくが訪問したときに地図が間違っている(参照→ https://chemlover-musician.blogspot.com/2020/03/blog-post_20.html)というクソみたいなことがあり道に迷わされて大変な目に遭いました。田舎のお店だとこういうことがあります。これもまた散歩の醍醐味です(麻痺)。

 お店は物腰柔らかな中年の男性の方。お家のいち部を店舗として使っているようです。

 最初にお願いしたのは,セイロンのブレンド。スッキリして飲みやすいけどボディはそれなりにあったような。

 開店前に押しかけてきてしまったというのもあって(入れてくださりありがとうございました…!)客はぼく1人。東京から来て紅茶を飲み歩いている話,コロナが流行りはじめてそうでヤバい話など,話が弾んでいたら,カレーパンをサービスしてくださいました。

週に2日しか営業していないので営業日注意。奇跡的に大分通過と営業日が重なってよかった…

 日田温泉のあたりも散策していました。風光明媚とはこのこと。ちなみに,紅茶店から日田駅の間には豆田重伝建があり,歴史的な風景も楽しめます。日田彦山線もBRT転換になったり,そもそも久大本線に不通区間があり,そもそも駅から遠いなど,訪問難易度は高めですが,畑が広がる田舎の一角のアットホームなティーハウス。いいものです。最後に,全く関係ない由布院の写真を貼ります(訪問日2020年2月20日)。

これは由布院にある「金鱗湖」

4. ガーデンハウスカフェ(宮崎県宮崎市,訪問日2020年2月22日)

 この散歩最後のティーハウス訪問になりました。2月14日から22日までの9日間で16軒回っていたようです。こちら,宮崎駅から自転車で40分,海岸の近くにあります。国際海浜エントランスプラザという公園の中にある,英国庭園をイメージした建物とお庭。そこで紅茶が飲めます。近隣にはシーガイアがあるらしいですね。へぇ。


紅茶は何を頼んだか忘れたけど,近隣の福祉施設で作られているらしい日向夏クッキーは美味しかった。

 多分チャリで来るところではないと思うので,車でどうぞ。バスは通っていたか覚えていないけど。カウンターで会計をする。これは800円くらいだった気がする。お茶を飲んだあとは庭園を散歩して和みましょう。

 

5. LONGWALK(北海道函館市,訪問日2020年9月9日)

 次は,秋のお散歩のお話をしようと思います。 9月7日の朝,早起きしたので散歩していたらなぜか成田空港行きのバスに乗り込んでしまい,なんだかわからないまま新千歳空港まで運ばれてしまいました。仕方がないので,北海道を散歩しよう。ということで,道中お茶を飲みます。

 さて9日と10日で函館を散歩していたのですが,函館は紅茶を飲めるお店がたくさんあるんです(北海道の日本紅茶協会認定店は札幌と旭川にしかありませんが…)。このとき函館で訪問したティーハウスは別の記事ですべて紹介しているので,興味をもたれた方はこちらもどうぞ→(https://chemlover-musician.blogspot.com/2020/09/2020.html)。

 函館,横浜,神戸と有名な港町は紅茶もたくさん飲めて美味しい。個人的なランク付けとしては神戸 >> 函館 > 横浜といった感じ(異論は認めます)。

 さて,函館アリーナの近くを散歩していたら,すぐ近くに紅茶が飲めるお店がありました。函館アリーナといえばGLAYがこけら落としライブをやりましたね。

 このお店,アンティーク家具も扱っていて,インテリアが商品なので,めちゃくちゃ古風で雰囲気が最高です。

 出てくるお茶は英国から買い付けているらしい。そして何よりこのお店はめちゃくちゃリーズナブルなんです。申し訳なくなるくらい…



 2つ頼んでしまいましたが,上はなんだか忘れちゃったけど舌はパッションフルーツのフレーバーが入っているアイスティーです。金属ストローというのが独特でいいですね。上のホットはポットで出されてきます(後ろに載ってる)が,なんとこれ300円です。しかも「(同種)おかわり1回無料」です。ちょっと何を言っているのかわかりません。どうやって利益が出ているのでしょうか。紅茶界の基本的人権ですね。300円しか払ってません。私違う種類の紅茶飲んだはずなんですが…別種でも効くのかな。(2021年4月24日ふと思い出したので訂正追記:実際は100円払ってました。いやでも何で100円で良いんだよwwwwってなりますが)いやホント函館もう1回行ったら絶対行きます……

6. ヴィクトリアンローズ(北海道函館市,訪問日2020年9月10日)

  ロシア領事館やハリストス正教会,カール・レイモンハウスなど有名な場所が近くにいっぱいあるところ。なんと旧イギリス領事館の建物の一部がティーハウスになっています。

 領事館の中を見学するには料金がかかりますが,売店とティーハウスを利用する人は(グッズと紅茶でお金を払うので) 入場無料です。

 本物の領事館だった建物なので,「英国風」ではなく「英国」です。テンアゲ☝


英国ブレンドとクッキーセット1000円

  クッキーのカゴも磁器,作り込まれてますねぇ‼ブレンドはキームンベースかな?華やかで正しいキームンがよく活きています。

 ぼくが訪問した日はあいにくの雨だったんですが,庭園も見ものですし,そもそもこの近くには有名な建物がいっぱいあります。 観光の際にぜひ覚えていれば訪問してみてはいかがでしょうか……


ーーーーー最後にーーーーー

 とまあ,色々1年を思い出しながら書いていたんですが,新型コロナウイルスがパンデミック起こす前と,落ち着いて電車の乗車券がとても安かった時期に割と色々なところに行ったなぁという感じですね。もう少し慎ましやかにしていたらどうだったんでしょうか?と過去の自分に言い聞かせています…w

 近畿・中国・九州に足を運んだのは,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の上陸やパンデミックが盛んに報道されるようになる寸前の2020年2月中旬,滞在先の大阪「スパワールド」の大浴場のテレビに見入って「これはとんでもないことになった……」と思ったのを覚えています。

 北海道に足を運んだのは観光オフシーズン(?)の9月中旬です。9月のものに関しては,(元から誰も乗ってない)特急列車の指定席や1人レンタカーを積極的に活用して不特定多数と近い距離で直接接触することを極力避けるようにし,ティーハウス巡りはその非常にマイナーな趣味という性質上他人と三密を作りにくく,お客さんの入りが予想される立地と評価のお店は開店直後に訪問するようにスケジュールを組むなど,考えうる最大限の配慮の上決行しております。

 私個人の立場としては,感染症が再拡大し保健医療行政や医療機関のキャパシティが逼迫しているこの時節に,遠出をすることはおすすめできないと思っています。

 しかし,営業短縮や外出自粛の風潮でお客さんの伸び悩んでいるお店も多いことと思います。現に(この記事では紹介していませんが)過去に訪問させていただいたお店の方が,定期営業を一時的に断念されるという残念な知らせも舞い込んできてしまいました。まだまだ遠出は憚られますが,もしご近所に紅茶でも珈琲でも構いません,喫茶店をご存知なら,訪問してみてはいかがでしょうか。小さく,コツコツと。

 また,前回の記事でも言及しましたが,紅茶はSTAY HOMEに適した趣味です。家で紅茶のポットと対峙したり,自分だけのミキシングを試したり,お菓子や料理との食べ合わせなんかも面白いです。通販で,いろんな美味しい紅茶が手に入ります。あるいは森くんの記事(https://utkureha.wixsite.com/tea-club/post/advent2020-7)のような事を考えながら,完全に日常に溶け込んで紅茶のある暮らしを楽しむ。というのもあります。つらいことが多い昨今ですが,出口は見えなくても必ずあると信じて。

 

2020年12月18日,10日前に没後40年となったぼくの永遠の担当アイドル,John Lennonを偲んで"Happy Xmas (War Is Over)"を聴きながら……

(文責:こやまうんてん)

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*この記事は「東京大学紅茶同好会KUREHA 2020年アドベントカレンダー企画」のために執筆されました*

2020年12月4日金曜日

今年のKUREHA (東京大学紅茶同好会KUREHA 2020年アドベントカレンダー企画)

 そいやもしかして誰も今年のKUREHAの活動の話をしない?と気づきましたので,活動報告のまとめと,オンラインとコロナ禍での苦労を思い出しながら書いておこうと思いました。

コミケジャーする

 まず,2019年の冬コミにKUREHAはサークル参加しています。普通はそのときに次回の申込みの様式を用意するのですが,ジャー(結果,中止になりましたが)。Advent Calendarは文章の成果物の塊ですから,コミケで出す冊子の代わりともいえますね(無理やり)。なお,コミケは2回とも赤字を吐いたので,収支ともに0円のAdvent Calendarはかなり割が良いですね‼‼‼

コロナ襲来~新歓が死ぬ~

 今年の1月下旬から拡大しはじめて猛威を奮った新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により,まず2月に色んなイベントが死に始めたことは記憶に新しい方も多いかと思います。当然,大学にもその影響はやってきます。

 4月からはオンライン講義が開始され,サークル活動を含めた課外活動は大きく制限されます。まずサークルオリエンテーション等の中止がありました。これまでは,毎年新入生が駒場キャンパスで入学に際しての諸手続きを行う日付近で,大学のサークルがそれぞれキャンパス内にコーナーを設けてサークルを紹介する催しがありました。新歓に参加する前に,Twitterやブログなどのインターネット上の記事ではわからないような雰囲気を掴んだり活動の話を聞いたりできます。

 新入生にとっては「そこに行けばまとめてサークルをチェックできる」我々にとっては「新入生と直接会ってお話ができる」機会であったのですが,当然なくなりました。

 ↑この頃までには「もう新歓できねぇよな」という雰囲気が漂っており,Slackはお葬式同然であった。

 去年も一昨年も原宿の『クリスティー』さんで新歓お茶会をさせていただいたのですが,今年はやむなくキャンセル。でも,新歓をしないわけにはいかないですね。じゃあどうしたのか。おそらく殆どのサークルが同じ方法をとったと思います。そう,卍オンライン新歓卍 ですね。

オンラインお茶会

 何回かぼくも参加して,Zoomの画面越しに自己紹介をしたり,お茶を自分で用意して淹れたり。雰囲気はお茶会からお茶要素を抜いた,雑談会のようなもの。

 ところで,Zoomのミーティングが増えたことによる「Zoom爆撃」が物議を醸していた頃なので,新歓をやります!と広くURLを開放するだけだと悪意のある人が入ってくる可能性がありました。 ただ,外国人らしき人による悪戯であることが多かったため,我々はこのような対策を取りました。

 「パ ス ワ ー ド の 日 本 語 表 記」

 実際,悪意のある人による悪戯は無く,平穏に終わりました。

 正直,対面で喫茶店に行きましょう,とか,レンタルスペースでみんなでお茶を淹れましょう。という会に比べて「目の前のポット1杯のお茶」という共通の話題の種とかがない分,紅茶のサークルだというアイデンティティを保つのがとても大変。当時のSlackを見返すと,色んな工夫を凝らそうとみんな考えていたことがわかります。 

 例えば,対面で広く情報収集をすることができないことに加え,またこの際面と向かって言いにくい改善提案とかを回収するためにオンラインフォームでアンケートを取ったり。結構匿名だとみんなちゃんと意見を言ってくれます。 中枢には気持ちの悪いオタクしかいないので,気づかないことも多いですね(自戒)。


↑Slackの切り抜き。アンケートを取った。

 「いつも同じメンバーなので入りづらい」とか言われた日には荒療治として企画経験の浅い会員に進行役をやってもらったり,毎週進行役を変えてミーティングを設けたり。ただの雑談だと秒でマンネリ化してしまい「やればやるほど人が離れていく可能性がある」とまで言われたオンラインでの新歓活動。でも,やらないことには人も入らないし,興味をもってくれた人を引き留めることもできません…… 多分来年はこんなことにはならないであろう(ことを祈ります)し,今年1年に限ったことでしょうから全く次世代の役には立ちませんが,今年のみんなの苦労は結構見てみたい気がします(ので,ここにも書いている)。

 全部オンラインで何かを企画する,というのは初めてである上に,かなり勝手も悪い。実際みんながどう思ってたのかはわかりませんが,半分「何かしらのイベントを立てなきゃ」という義務感(とは違うような気もする)ともう半分は何らかのストレスでソフトにヒリついている感じがSlackの役員チャンネルでは暫く続くことに。

 なかには「オンラインTRPG」とか「麻雀」とか飛んだ意見も何個か出ましたが,どれも結局は実現せず。

 五月祭も当然のごとく中止になり,晋三さんによる緊急事態宣言発令によって大学にも自由に入れない期間が続き,活動頻度はこのあたりから停滞。昨年はいくつも出展した外部イベントも,今年は結局0です。

 もっぱらSlackのgeneralチャンネルで活動告知を行っていますが,6月7月はイベントが0。緊急事態宣言が解除されてからも東大教養学部当局の方針でサークル活動が非推奨であったので,対面での活動はできず。オンラインもだいぶ心が折れて()そしてなぜか3年生4年生になっても働いている役員の皆さんはお勉強や院試の準備,インターンとかで忙しく,この辺は空白期間に……今年は後継者問題に悩むサークルも多そうですが,皆さんのところはどうでしょうか?

やっと対面での活動再開

 対面での活動が再開したのは8月25日。ことあるごとにお世話になっている原宿のクリスティーさんで年度のイベントはじめとなりました。この空白期間よ……w


 ここからは,半年分のお茶欲を一気に放出するかのようにお茶会が開催されています。

 最近は会長が「朝活お茶会」と称して早朝にZoomを開いていたりする。ぼくは出れてないんですけど,朝起きるモチベーションとして良いらしい。雑談くらいはできるため「人間と会わなくて虚無」 という感情も薄まるかも。オンラインはこういうノリであれば全然素晴らしいと思うけど,やはりちゃんとしたイベントをしよう。となると,つらい。というのがこの半年でわかった。

 対面お茶会に勝る活動はやっぱりないんですけど,お茶会って「喋る会」なので,接触の危険性はお酒の飲み会と遜色ないんですよね。「紅茶はコロナに効くらしいぜ‼」と冗談では言っても,ちょっとだけ気を張ります。多分,ふと思いつくこれからの「第3波」で気をつけなきゃいけない問題点は以下。

1,まず大量の人数を集めることができない。これは,お茶会は大人数でやるイベントではないので「密集」は関係ないだろうとは思うが。かといって,少人数の会であってもめちゃくちゃ開くとその分感染チャレンジ(不謹慎)の試行回数は上がる。

2,席を離すといった工夫をするにしろ,お茶会というのは,食べるし飲むし喋る。これがちょっとネック。もしかしたら以下のサイトのようにこういうシュールな会になることも検討しなきゃいけない。でも紅茶はコロナに効くから……(震え声)

  (⚠注⚠)紅茶を飲めば感染を抑制できる,というのはほぼ「そんなことはないだろう」と思っておくのがおそらく正しい。なお,コロナがお茶で不活性化?とかいう記事はこいつら。「飲むといいですよ」とはどこにも書いてません。あくまでもネタとしてお楽しみください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f718f16a401a6646cfae00ba214bd50f8934de11

http://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/r2nendo/documents/ochahp.pdf

(「紅茶はインフルエンザに効く?」的な眉唾物もかつてありました。こちらは医学生の会員が2019年夏コミの記事として論評しています)

つらい。でも守るべきことは守りつつ,活動をしていきましょう……

みんながんばれ。

最後に

  紅茶はStay Homeにも適した趣味です。ちょっとストレスが溜まったとき,いつもよりきれいに机をセッティングして,お菓子を用意して,紅茶を淹れる。本を読みながら,好きな音楽を聴きながら,紅茶を飲むのはいいものです。ぼくはこれを書きながら2019年もののウヴァを飲んでいます。お供はロイズのピュアチョコレート。ロイズといえば生チョコが有名ですが,ぼくはピュアチョコレートのほうが好きです。バックの音楽は『プレシャス・セトラ』,スマートフォンゲーム『Tokyo 7th シスターズ』に登場するユニットの曲です。もっとオシャレなジャズとかクラシックを聴いていればよかったかな……

 鬱屈とした日常に,ほんの少しの癒やしを。