最後の投稿は2月のおでかけの投稿らしい。これも,だいぶ時間がかかった。
院試までの記憶をここに保管しておこうと思う。といっても,今までの人生で一番どうでもよかったと思う。
甘えの無進捗
というのも,おでかけから帰ってきた瞬間,なにも生産的活動ができない日々が続いた。
8月末の院試に向けて,準備をし始めなきゃという思いがあって,過去問見たり,英単語をやったりし始めたのだが,全く続かない。おかしい。
Twitterをやっていたとか,アニメを見ていたとか,ソシャゲばっかやっていたということではなく,本当にただ集中が続かなかったのである。
起きて,机に座って,作業を始めようと紙と鉛筆を持つ。その場で意識が抜けて,なにもしない。寝ているわけではなくて,起きていながら,座りっぱなしで何もしていない。
腹が減ったので飯は食う。食欲はある。
食って,食休みして,作業に戻ろうとする。何もできない。
これが,外に出る予定があった日を除いて,3月中ほぼ毎日続いた。
何なら,学期が始まってからの休日もずっとこうである。
今年は,オンライン講義。家からでなくても授業を受けられるのはメリットだった。本郷キャンパスまで,1限は7時20分くらいに家を出ないと間に合わない。オンライン講義だったら,8時29分に布団から手を伸ばして,Zoomに接続すれば出られる。
しかしこの形態,「講義を受けている」感覚がない。家でYoutubeを見ている感覚なのである。集中が全く続かない。
そしてオンライン講義,出席代わりといって課題が出る。これはしょうがない。しかし,教員も気が張っているのか,いちいち重い。
さらに,先述のとおり原因不明にメンタルが消耗しているので,これでいっぱいいっぱいになる。
4年生なので,特別演習という,教員と学生1~3人で論文や教科書を輪読・精読し,レポートにまとめる科目がある。頭がまったく文章を受け付けず,論文1ページ読むのに10時間以上かかることもあった。DeepLとか,今は便利なツールがあるけれども後半は泣く泣くそういうものに頼った。それでも変わらなかった。だから毎回,演習の時間はギリギリ5分前とかまでスライドを練ったり,輪読するところの内容をまとめたりしていた。本当につらかった。やっている内容は本当に面白いはずなのに,ただ「つらい」が先行して,レポートもかなり骨抜きになってしまった。それでも評定自体はまともなものが下りてきたが,全く満足できるものではなく,二重の苦しみ。
しかし,TLや回りにはぼくよりつらい人がいっぱいいた。ぼくはただ文章が読めない,起きていても活動ができない,ペンを持つ手が震えて動かないとかその程度で,自殺願望もないし寝れないわけでもないし食べられないわけでもなく,友人と会う約束だったりバイトを休んだりということは一切なかった。だから多分努力すれば何とかなるんだと思う。努力せずに9月までずっと引きずってきている。弱い人間である。
虚無の在宅
今年の春は,COVID-19のパンデミック 騒ぎのせいで,あらゆるイベントが中止になり,バイトも減り,飲食店が閉まったりしていて虚無を味わった。参加するはずだったライブも全部中止になった。レコードやCDに使うお金も減ったので,お金は余ったが,その分ストレスが食欲に向いたので少し太った。
家に居る間は筋トレだったり,四股やストレッチをしていたが,外に出て走ったり,公園を使うようなエクササイズは自粛していたので,効果は微妙だった。なにより,ここまで何度か出てきているように,起きていても何もする気力もないので,続かない。筋トレで鬱が治ったみたいなブログやTwitterがいっぱいあるが,筋トレする気力があるんだったら,鬱じゃないぼくより気力があるんだから絶対鬱じゃないだろとしか思えないのであるが…(しかし,もしかしたら別のベクトルでぼくより辛い症状があったのかもしれない)
6月を過ぎたら人々と会う機会も段階的に増えてきたが,それでもサークルの対面活動が開始できなかったり(再開できたのはつい8月25日のことである https://twitter.com/toudai_kureha/status/1298418007614427136 )で,人とのつながりは跡切れ跡切れ。
以前のキャパを完全に失った上でのレポート地獄と院試勉強
レポート地獄が始まった。レポートはだいたい,期限の2週間前~1か月前には出されている。だから,段階的にやれば楽に終わるはずである。今期はただでさえ試験が全部レポート代替で大変なので,同期たちはうまくやっていた。できなかったのは自分だけである。レポートのために3回は夜を明かした。体を壊して1回バイトを飛ばした。
院試勉強のために,レポートが出た段階で,現実的にレポートをさばく計画を周到に立てて,特別演習とその他2科目ほどのレポートを除いて,7月24日までに終える計画を立てた。
しかし,講義が終わり始めてから,平日も例の「1日中何もできない」になってしまった。このとき,院試勉強のためにバイトを休んでいたので,講義のない日は1日中レポートに時間を使えたはずである。それが1日,2日とボケっとして空費されていく。
結局,1文字もレポートを書き始められないまま,一番最初のレポートの提出期限が迫ってきた。ぶっちゃけ,1日中なにもできなかった日の夜にヤケで深酒したりして次の日昼に起きるとか,それはさすがに悪かったと思っているが,当然ずっとそんなことをしていたわけではない。やっても週に1回以下である。それ以外の日でも全く頭が稼働せず,結局「締切というプレッシャーに追われて徹夜とエナドリでブーストを掛ける」という最悪な方法で出したレポートが何編かある。もちろん,しっかり取り組めたレポートもある。結果,まあまあ狙った成績を取ることはできたので,結果オーライだが,この1ヶ月はとても辛くて,鉛筆を持つ手が震えてガチで泣いた日もあるが,どれも無能故である。
同様の理由で院試の勉強も8月に入るまでほとんど進んでいなかった(実は)。大学入試の時代を思い出し「制限時間の半分で解いて頭を追い込む」方法で過去問を解いて,できなかったところは教科書で導出の基礎からやり直し,例題も,1回でも手が止まれば時間内に終わらない程度に余裕のない時間設定で解くやりかたを再導入した。
しかし,以前のキャパを失った上でこれをやるとどうなるか。半日も体力がもたないのである。結局,1日中ボーッとして,申し訳程度にイライラしながら英単語と物理の教科書やノートを書写するのと,半日全力で勉強してあとは無気力になる日をほぼ交互に繰り返していた感覚。その半日の密度はやっぱり濃かったので,前日までには「何でも来い‼」というレベルで準備をすることはできた。何だかんだ,どんなにキャパを失っても,辛くても「間に合わせる」ことはできるのである(院試に関しては合否が出てないのでわからないが)。これも,罪な性格だと思う。多分,もう1回くらい大きな失敗をしない限りこの甘えた性格は治んないんじゃないかみたいな感覚がどこかである(院試でフラグを回収してなければいいのだが)。
最後
コロ助害は,色んな人の生活を壊していって,鬱になった知り合いも何人かいるし,地元のライブハウスは廃業するし,何もいいことがない。コロ害が直接の原因でなくても,とどめを刺した案件はいっぱいある。
いろんなお気持ち表明や風説が飛び交って,疲れたなあ。雪が降る頃には,鎮火していてほしい(が,無理なんだろうな……)。
そういえば,コロ害に関してのお気持ち表明に対してのお気持ち表明みたいなやつ,ブログに書き溜めていたが,消えてしまった。なあ…… なのでナシになった。
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