5月の大型連休後半,草津温泉で「なにもしない」をしながら,うーんうーん唸っている。
そういえば,書く書くといっていてなんにも記録に残していなかったので,私の備忘録をかねて普段自炊で作っている食品の一部を書いておこうと思う。ぼくの自炊を真似しようと思う人なんかいないと思うが,もし真似するときは調味料や食材を適当に調整してほしい。味が薄いとか,安っぽいとか,多々あると思うので。
カレー
レシピ(3食ぶん)
玉ねぎ (でかいのは1個,小さいのは2個)
人参(1本,でかいと1/2本でいい)
鶏胸肉(1枚,皮は取る。めんどい人はとんなくていい)
トマト缶(カットトマト,裏ごしトマトでもいい,缶じゃなくて紙パックでもいい,当たり前だけど)
カレー粉
好きな隠し味(ぼくは醤油,豆板醤を使う)
つくりかた
①玉ねぎと人参はみじん切りにして鍋で炒める。油は小さじ1杯までにしよう。もったいない。
②鶏胸肉を1枚,適当な大きさに切る。玉ねぎと人参をフードプロセッサーで粉砕したなら,同じフープロでミンチにしてしまってもいいかもしれない。ぼくはフープロを洗うのが面倒くさいので,せっかく買ったのに全然使ってない。
③切ったら,玉ねぎと人参を炒めてあった鍋に鶏肉を突っ込む。
④鶏肉を突っ込んだら,トマト缶を放り込む。缶やパックの内側に残ったトマトの汁を100mL程度の水で洗って鍋に入れる。食べ物は大切に。
⑤好きなだけ煮る。僕は小麦粉とかバターとか使わないで,野菜だけで自然なとろみを付けたいので結構な時間煮る。適当なタイミングでカレー粉を入れる。僕はカレー粉ではなくて香辛料から目分量で入れる。なぜなら,そっちのほうがgあたりの粉の値段が安いから。でも,カレー粉のほうが絶対おいしい。ルウは使うな。
⑥ 完成。
ポトフ風のなにか
レシピ(3食ぶん)
玉ねぎ(デカいのは①個,小さいのは②個)
人参(①本,でかいと1/2本でいい)
鶏胸肉(1枚,皮は取る。めんどい人はとんなくていい)
じゃがいも(2個)
ローズマリー
各種調味料(塩,白胡椒,醤油,料理酒)
スペシャルゲスト
炊飯器(上の材料は,3合炊きの分量。5合や1升を持っている人は,上の分量を適宜2倍3倍しよう)
つくりかた
0. 鶏胸肉まではさっきのカレーと同じ材料じゃないかと気づいたあなた。賢い。玉ねぎと人参が安いときに買い込んで,カレーとこれを同時に調理すると,楽。
①じゃがいもを食える大きさにカットして,炊飯器の底に敷き詰める
②鶏胸肉を食える大きさにカットして,炊飯器の底に敷き詰める
③玉ねぎ人参を食える大きさにカットして,炊飯器の底に敷き詰める
④ローズマリー,各種調味料を上から振りかける。醤油だと雰囲気がな……というひとはコンソメのキューブでも入れとけ。僕はコンソメとかいうHigh Societyなものを別に買うお金と精神的労力がもったいないので,サボる。
⑤3合炊きなら3合のラインまで,5合炊きなら5合のラインまで,一升なら(以下省略)水を入れる。それ以上水が多くなると,たぶんあとで吹きこぼれて台所が大惨事になるので気をつけよう。ラインギリギリを攻めるより,少し少ないくらいでいい。
⑥炊飯器の蓋を閉めて,炊飯ボタンを押す。最近の炊飯器は,煮物モード的なのがあるので,それを活用してもいい。電気圧力鍋なんてものもあるが,そんな物を持っているブルジョワな家庭ではこんな惨めな調理はしないと思う。もっとお金を使ってマシなもの食べてください。
⑦炊けたら完成。1時間くらい保温で蒸らしてもいいです。
鶏団子スープ
レシピ(約3食ぶん)
玉ねぎ(1/2個程度)
鶏胸肉(1枚)
マヨネーズ
にんにく,しょうが(チューブでいい)
ローズマリー
塩,黒胡椒
つくりかた
①玉ねぎと鶏胸肉を,フードプロセッサーが嫌わず砕いてくれそうな大きさに切って,フードプロセッサーに突っ込む
②突っ込んだ材料の上に,マヨネーズ,にんにく,しょうが,ローズマリー,塩,胡椒を好きなだけ振りかける
③フードプロセッサーで気が済むまで材料を粉砕する
④①~③と並行して鍋にお湯を沸かす
⑤沸かしたお湯に,③で粉砕した材料を成形して突っ込む。スプーンを2本使って,ラグビーボールみたいな形にするのがいい。
⑥火が通ったら完成
鶏胸肉のピカタ風焼き物
レシピ(2~3食ぶん。鶏胸肉100gを1食ぶんと考える)
鶏胸肉(1枚,皮は剥いでおく)
卵(1個)
料理酒,塩,胡椒
片栗粉
適当な香りのいい草(私はドライパセリやバジルを使っている)
オリーブオイル(ハーブの香りがついたやつあれば使いやすい)
つくりかた
①皮のない鶏胸肉を薄く削ぐ。薄ければ薄いほどよいが膜みたいに薄くする必要はない。厚さ1cm弱程度でいい。
②削いだ肉をボウルかなにかに突っ込み,料理酒をぶっかけする。このとき,肉の繊維質のあいだに吸収されて,水っぽくならない程度の分量に気をつける。
③少しお肉を休ませるといい。この間にフライパンや調味料の準備,まな板などの洗い物をしてしまおう。
④別の容器に卵を割り,よく溶いておく。溶き卵に香りの良い草を刻んで入れてしまう。ドライパセリとかだと刻みたてより香りは落ちるけれど刻む手間がゼロなので良い。
⑤休ませておいたお肉に,片栗粉をまぶして混ぜ,よく全体に行き渡らせる。あまり乱暴に扱うと薄切りの肉がボロボロになるので丁寧に扱う。肉1枚1枚に丁寧に片栗粉をつけていってもいいが,ここはお店ではなくあなたのお家である。ボウルにドサッと片栗粉を入れてまとめてまぜまぜしてしまえばよい。
⑥コンロに,フライパンを加熱しオイルを引いて用意しておく。
⑦さきほどの⑤で用意した,片栗粉がまぶされた肉を④で用意した卵にくぐらせ,⑥で用意したフライパンに敷き詰めていく。
⑧両面にいい感じで焼き色がつけば火を止めて,あとは余熱で中まで火を通す。
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